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その辺の漫画描き「牛帝」のポータル的ブログでした(引越しました)
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今回のCOMITIAに参加して、これから高確率で起こるだろうと感じたことは、

(1)COMITIAはますます発展する(マターリと)
(2)『総集編同人誌』はますます増える


の2点です。順に説明していきます。



□ COMITIAはますます発展する

WEB漫画界とCOMITIAは、ある意味両極端の性質で、比較してみるとそれぞれの特色がハッキリします。

 WEB漫画COMITIA
お金無料有料
流れ早い遅い
爆発力高い低い
未来読めない読み易い
作品形式連載読切
ページ数多い少ない
完結率低い高い
〆切ないある
地域格差ないある
残るものデータ紙の本

ザックリ書くと、WEB漫画はとにかく全てが早く、爆発力が強い。しかし地盤が不安定で、『波にのると異常に強い代わりに、劣勢に回ると極端に弱い』イメージです。COMITIAは逆に、爆発力が弱い代わりに安定感が半端なく、『波に乗っても爆発力は弱いが、鉄壁の安定感を誇る』印象です。

WEB漫画は3年後、いまより圧倒的に盛り上がってることも考えられますし、逆に『WEB漫画全盛期とはなんだったのか』というくらい何も残ってない状態も考えられます。対してCOMITIAは非常に安定感があり、じりじりと勢力を拡大しつつ、3年後もほとんど変わらない姿で存在している可能性が高い。

一発当てるとデカい代わりに、なくなる時も一瞬という世界と、ドカンと当てるのは不可能だけど、3~5年たっても変わらずにいい空気で続いている世界。長期スパンで見ると、後者が安定感をウリにシェアを伸ばすのではないかという気がしています。



長くなったので続きはまた後日…

120902 『COMITIA101』レポ4へ
COMITIA101でGETした本はアタリ率がとても高く、まさに豊作という感じでした。中でも特に衝撃を受けた本を紹介してみます。



□ 『オダギリックス!』(オダギリックス / 小田桐圭介様)

120907 オダギリックス!

サークル『オダギリックス』の作品です。2006年12月の初イベント~2012年1月までの全同人誌を一冊にまとめた総集編で、特筆すべきはその異常な厚さ! A5版・全450ページと存在感抜群。

120907 オダギリックス!厚さ

ジャンプの単行本2冊とほぼ同じ厚さです。

最近はA5版で分厚い『総集編同人誌』が増えてきています。しかし総集編といっても120ページ前後がほとんどで、僕のように一冊250ページ級を出す人は他にいないだろうと思ってましたが、この本は僕のより200ページも厚い。あまりの思い切りの良さに一発で惚れて購入しましたw

小田桐先生は漫画力が非常に高く、作風の引き出しも多く、ほのぼのと心温まる作品から衝撃的なホラーまで、ハイクオリティでバリエーションに富んだ短篇集になっています。ヒロインがエキセントリックでかわいいのも個人的に好みw あとがきには各作品の解説がついており、当時の思いや悩みを知ることができます。

読み終わってまず感じたのは、これは『生きた証』だなぁ……と。最近特に感じるのですが、気を抜くと1年や2年あっという間にすぎてしまいます。過ぎた時間が存在していた証拠は、当時の写真くらいしか残っていません。

小田桐先生の5年間(実際はそれ以上)は、『オダギリックス!』という結晶になって残りました。執筆中は大変なことも多かったでしょうし、この本を印刷・頒布するのにもご苦労があったことでしょうが、この本を作られたことで、ただ通りすぎていく5年間に素敵な『クサビ』を打ち込まれたのだと思います。



□ 同人王単行本と『オダギリックス!』フォーマット

一読者としては上記のような感想なのですが、この本は、僕が出した同人王単行本とページ数が近いこともあって、どうしても同業者(?)の目でも見てしまいますw

『オダギリックス!』は全450ページでA5版・1冊。対して同人王単行本は全500ページ程度で文庫版・2冊。
一冊の分厚い本での出版は僕も考えたのですが、この厚さの同人誌を今まで見たことがなかったため、もしかするとまともに読めないのではないかと不安になり、上下巻に分割しました。
しかし『オダギリックス!』は全然問題なく読めましたし、たぶんこのページ数の印刷形態としては、僕のより『オダギリックス!』の方が様々な面で優れていると思います。

まず上下巻にすると、在庫管理がメチャクチャ面倒になります。また、読者さんも2冊分のお金を払わねばならない。1冊の方が在庫管理が簡単で、読者さんのお財布にもやさしい。おそらく作者の財布にもやさしいと思われます。本の重さと存在感も半端無いため、コレクターズアイテムとしての魅力も強力です。

他にも理由はいくつかありますが、これから500ページ程度の同人誌を出すならば、複数巻に分割せずに、A5版の一冊の本として出した方が良いのではないかと僕は思います。

 ~~~~

ちなみに、『オダギリックス!』の印刷所はポプルスさんです。『オダギリックス!』の他にも、総集編同人誌はポプルスさんが印刷していることが多い。
他の総集編と比較してみるとわかるのですが、『オダギリックス!』は、ポプルスのデフォ設定をそのまま使っているのではなく、おそらくかなりカスタマイズした注文で印刷しているはずです。オフセ同人誌を10冊以上出したベテランならではのノウハウを感じます。

自分は創作ジャンルではほぼコピー誌専門ですが、多少リスクを負ってでもオフセ本を頒布し、いろいろ試して印刷ノウハウを蓄積しておくことが、将来また『厚い本』を出す時に役立ってくるのではないかと感じました。
同人王単行本の時は、印刷ノウハウ皆無の状態で印刷に踏み切ったため、ジョギングすらしてないのに、いきなりフルマラソンを走らされたような感じでした…w



120902 『COMITIA101』レポ3へ
サークルスペース



2012年9月2日(日)、COMITIA101にサークル参加しました(売り子協力:遠投くん)。

・既刊 『同人王・上巻』 → 残2部
・既刊 『同人王・下巻』 → 完売
・『ペーパー』 → 残る

※↑ イベントに持っていった分の結果です。家にはまだまだ在庫あります。

電脳マヴォ効果もあってか上巻がほぼ完売。下巻がちょっと足りなくなった感じでした。下巻が欲しかった方にはご迷惑をおかけして申し訳なかったですが、想像以上に良い結果になりました。

お会いした方やGETした本から刺激を受けた点も多く、超長文になりそうだったので、数回に分けてレポ的なものを書いていきたいと思います。



□ 当日の簡単な流れ

ここしばらくイベント参加は、キャリーカートを使っていました。手で持たなくて良い点は楽なのですが、本の重さもあって使いにくく、ストレスも感じていました。
今回は友人のアドバイスもあり、登山用リュックを使用。キャリーカートに比べると動きやすく、その点のストレスは少ないですが、同人王単行本が全部で10キロくらいあるため足腰への負担が大きく、いまだにヒザが痛い。地蔵をかついでいるような気分でした。

あまりに重すぎて、「これは会場につく前にくたばる」と判断。下巻を予定より5部減らしたのですが、今回は下巻の方が売れ行きがよく、昼過ぎあたりに完売してしまいました。最大のミスだったと思います。

イベント中、昔からの読者さんや、新都社関係の方がいらしてくれたり、逆にコチラからうかがったりしました。今回は珍しくサイレントでこっそり買って帰ることが多かったのですが…w 数年前からネットではお話していたものの、はじめてお会いする方も多く、いい刺激になりました。

あと、やはりCOMITIAは良いイベントですね。会場の雰囲気もいいし、創作ジャンル畑の自分の場合、知り合いも多い。薄い本が厚いのもいいw COMITIA参加者は徐々に増え続けてるらしいですが、今後も当分増え続けるでしょう。

おかげさまでほぼ完売したため、終了後、帰路のリュックは軽く、らくらく帰ることができましたw 荷物さえ軽ければ、キャリーカートより断然楽ですね。

帰宅後、会場でGETした戦利品をボツボツ読み始めてます。ここ数日ちょっとごたついてたので、まだ1/6くらいしか読めてませんが、それでもかなり刺激をいただきました。その話はまた次回にでも…



□ 当日頒布したペーパー

120831 COMITIA101ペーパー2a

※クリックで拡大



120902 『COMITIA101』レポ2へ
29438683.jpg

ギリギリになってしまいましたが、2012年9月2日のCOMITIA101の情報です。
サークルスペースとサークル名は、

A23a 「絵50」

です。なんかA列ってメッチャいい席っぽいイメージ…!

頒布予定物は、

・同人王単行本・上下巻(既刊)
・ペーパー(新規)


のみです申し訳ない。しかもたった今ペーパー描き終わったという体たらく…(´・ω・`)
ペーパーは無料ですので、COMITIAに参加される方はお気軽にお手に取って下さい。あと地味に同人王下巻はCOMITIA頒布は初だった気がします。

当日、友人の遠投くんが売り子に来てくれるっぽいので、牛帝とお話したい方は、タバコ(わかば)の煙でも吹きかけながら「君が牛帝くんかね?」とか聞いてくださると確実かもしれません。ただコミュ障なので過度な期待は禁物(汗

よろしくオナシャス!!
よく利用する同人ショップ3社で、同人誌の通販を試してみました。以下簡単なまとめです。

※註1:執筆者は埼玉県在住。
※註2:ZIN以外はクレジットカード決済。
※註3:(写真日付について)最初にとらのあなで注文し、数日してからメロンとZINに同日注文。



【とらのあな】

120520 とらのあな

とらのあな 通信販売

会社名日数送料代引料合計送料備考
とらのあな2日100円-100円メール便

・メール便が使えるため送料が安い(注文内容によっては使えない)。
・同人誌の品数も多く、総合的にコスパが良い。
・サイトを見るとメール便の送料はもう少しかかるはずだが(現在150円)、なぜか100円だった。結果安くなってるので良いのだが、他にも会計に不明な点アリ。
・店頭受取サービスもあり、その場合は送料無料。

・まとめ:コスパ型

120520 とらのあな2



【メロンブックス】

120520 メロンブックス

メロンブックス 通信販売

会社名日数送料代引料合計送料備考
メロンブックス1日525円-525円

・業界最速通販。「えっ、もう!?」と驚くほど到着が早い。正確に書くと、3/23の夕方16時に注文し、3/24の朝8時に到着。
・店頭受取サービスもあり、その場合は送料無料。

・まとめ:スピード型

120520 メロンブックス2



【COMIC ZIN】

120520 comic zin

COMIC ZIN 通信販売

会社名日数送料代引料合計送料備考
COMIC ZIN4日525円315円840円代引

・クレカ決済がなく代引のみのため、最低でも840円かかる。日数も3社の中ではもっともかかる。
・創作ジャンルに強く、他ショップでは買えない同人誌が多いのが魅力。今回は3冊購入したが、いずれの本もZIN以外では扱っていなかった。

・まとめ:独自性型

120520 comic zin2



【比較まとめ】

会社名日数送料代引料合計送料備考
とらのあな2日100円-100円メール便
メロンブックス1日525円-525円
COMIC ZIN4日525円315円840円代引

・価格重視なら「とらのあな」。
・早さ重視なら「メロンブックス」。
・創作ジャンルなら「COMIC ZIN」。

がベターかもしれません。
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