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その辺の漫画描き「牛帝」のポータル的ブログでした(引越しました)
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個人的に応援している某氏がシド本(※)を買われたとのことで、シド本との思い出などを…

※シド本:ハリウッドの脚本研究家、シド・フィールド氏のシナリオ技法書。

シド・フィールドの本で、現在日本語化されているのは、別冊宝島の「シナリオ入門」と、「映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと シド・フィールドの脚本術」の2冊です。
前者は91年に発売され、高い評価を受けたのですが、絶版。長いこと、プレミア価格で買わざるを得ない状況がつづいていたのですが、最近、シド・フィールドの代表作「Screenplay」の和訳が発売されました。それが後者の長いタイトルの本。こっちは普通に購入出来ます。

2000年ごろ、まだ僕がフリーソフト界にいたときに、シナリオが非常に素晴らしい某フリゲーRPGを作られた作者さんが、
「別冊宝島のシナリオ入門でシナリオを勉強した」
とおっしゃってて、はじめてこの本の存在を知りました。
運良く近所のブックオフで発見し、早速購入しました。

…そこまでは良かったんですが、なんか、読んでも退屈だし、サッパリ頭に入らないんですよね。
またなんというか、別冊宝島ってのも、ハリウッドで話題という触れ込みも怪しいw
「こりゃインチキじゃねーか? Sさん(フリゲー作者)も、本が良かったんじゃなくて、たまたま本人が天才だっただけじゃ?」
…と思って、うっちゃりましたw

それから5年以上たって、新都社で同人王を連載開始してしばらくたったころ。ネットで、
「シド本マジいいっす!」
みたいなのを見たんだと思いますが、再びシド本を読んでみるブーム到来。
…しかし、再読してもよくわからないw またうっちゃりました。

それからさらにたって、「本を読む本」を読んだのをキッカケに、僕の中で「精読ブーム」が始まります。
それまでは読書といえば、寝っ転がってテキトーに読むだけだったのですが、ちゃんと机に向かって、本にアンダーラインを引いたり、余白にメモ書きをしたりしながら読んでみるブームになったのです。
そうやって読むと、頭への入り方が全然違う。
「なんだよ、俺、本を読んだつもりで全然読んでなかったんじゃないか!」
と思いました。
受験勉強を真面目にやってた方とかからすると、そういう読み方をしたことがない方が信じがたいのかもしれませんが…

で、シド本も精読してみようということになり、「シナリオ入門」を精読することにしました。
本を精読するだけじゃなくて、本の中で紹介されている映画も、できるだけ見ることにしました。
すると、あれほどわけわかんなかったのが嘘のように、みるみる理解が進む。
同人王である程度経験をつめてたのも良かったのかもしれません。

僕がアホなだけかもしれませんが、実はシド本は、比較的「難解本」にあたるんじゃないでしょうか。
寝っ転がりながらザーッと読んだだけで、
「うんうん、そうだよね!」
とうなづいて、即、自分の漫画なり小説なりに生かせる人は、そんなにいないような気がします。
もしそんな人がいたら、僕の150倍は作話の才能があると思いますw

シド本は、テキストを精読して、話の前提となっている映画も見て、自分で漫画も描いて、やっと理解できて、使えるようになる本なんじゃないかと思っています。
すごく面倒ですが、がんばって本の内容を飲み込めるようになれば、「ストーリー」の見方がかなり変わってくるんじゃないかとも思います。

…とか偉そうに言ってますが、実はまだシド本を全部精読したわけじゃなくて、半分くらいで止まってます(苦笑) いや、精読ってなかなか面倒で、ついつい新しい本を読みたくなっちゃって、習慣にするの難しいんです><
しかし、それでもかなり手応えがありましたし、同人王の作話力も、序盤より最近の方が上回ってると思います。その辺を根拠に、読み込む価値のある名著だと僕は思っています。

ちなみに、別冊宝島の「シナリオ入門」と、「映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと シド・フィールドの脚本術」の違いですが、基本的に内容はほぼ同じなので、どっちを読んでも、技術や理解のレベルに差が出ることはないと思います。
ただ、前者に比べて、後者の方が、倍以上のページ数を使って丁寧に説明しておリ、登場する映画も比較的最近のものなので、読みやすいと思います。普通に売ってますし、買うならこっちでいいかも。
わかりやすく<伝える>技術
☆☆☆☆☆

「週刊こどもニュース」で11年間お父さん役をやっていた、
池上彰さん著。
「こどもニュース」の異常な分かりやすさ。その屋台骨を
支える「分かりやすく伝える技術」が書かれています。
タイトルの通り分かりやすく、読み物としても面白く。

パワポの作り方や話し方等、プレゼン技術に多くの
ページが裂かれています。プレゼンが上手く行かない
サラリーマン必見かもしれません。
他も身のつまったネタばかりで、モノカキが見ても
参考になる内容だと感じました。
ウェブはバカと暇人のもの
☆☆☆☆★

タイトルにつられて買う僕いいカモちゃんw
しかし内容は意外にしっかりしていて、面白かったです。
ウェブでウケるネタ9項目や、ネットで叩かれやすい10項目などは、
もしかしたら実際に役に立つかもw

ウェブで受けるネタ9項目は、WEB漫画にも適用できそうですね。特に、

・話題にしたい部分があるもの、突っ込みどころがあるもの
・身近であるもの(含む、B級感があるもの)
・エロ

の3項目。
仕事するのにオフィスはいらない

固定されたオフィスで仕事をするのではなく、自宅や喫茶店、知人のオフィス等を、遊牧民(ノマド)のように転々としながら仕事をする、新しいワークスタイルが誕生しつつあるという本。
知的好奇心を満たされるという面でも非常に面白かったし、WEBサービス紹介パートも、知らないことばかりだったので、勉強になった。
ノマドワーキングは、自己管理能力が非常に重要になるという。気分転換に見はじめた2ちゃんねるで、うっかり2時間も3時間も潰してちゃ仕事になりませんからね。そのため、対ネットの自己管理法の話もあり、そこも興味深かった。
書評はじめました。

 ~

シリコンバレーから将棋を観る -羽生善治と現代

ベストセラー「WEB進化論」の著者、梅田望夫さんの将棋本。一流棋士の生き様はそれぞれ興味深いけれど、やはり羽生善治さんに焦点が当たる最初と最後の章がダントツに面白い。将棋が強い弱いという尺度を越えた神がかり的な思考力を感じます。難点は、結婚してから寝癖が減ったこと。
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