FC2ブログ
その辺の漫画描き「牛帝」のポータル的ブログでした(引越しました)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
『同人王』を単行本化する際、全500ページ級の同人誌を見たことがなかったので、どういう形態で出すか悩みました。あまりに厚い本は、通常の同人誌の方程式が通用しません。
最近は総集編同人誌も増えてきており、この手の同人誌の『標準形』もある程度見えてきました。手持ちのデータから『総集編同人誌の標準形』を探ってみます。



□ 総集編同人誌の『標準形』

知っている同人誌のデータをまとめてみました(クリックで拡大)。イベント価格は調査が難しいので、全てショップ委託価格で記載しています。

121202 総集編同人誌まとめ1

まず版型ですが、A5版の本がほとんどです。そこから外れているのは『ゼルベスティ』(B5版)と、拙作『同人王』(A6版)の2つのみ。これらをのぞき、A5版の本に限定し、厚さが極端な本も除外して、平均的な値を出してみました。

121202 総集編同人誌まとめ2

・版型:A5版
・ページ数:100~150P程度
・ショップ価格:1,000円強
・ページ単価:10円弱


このあたりが標準形と言ってよいのかもしれません。

このフォーマットにほぼ当てはまる本で実際に購入済みなのは『MD部長りるなちゃん総集編』ですが、実際に手にとってみると、本の雰囲気といい、値段といい、とても良いバランスでまとまっている印象を受けます。

標準形より若干ページが少ない70ページ程度の本は、A5版でももちろん良いのですが、B5版でも迫力があってステキです。『ゼルベスティ』の1巻は、大きな誌面を生かしたハイクオリティな画面が魅力的でした。



□ さらに分厚い本の場合

全250ページ程度までであれば上記の方程式でよいと思うのですが、それ以上の場合はこの標準形も当てはまりません。

基本的に、版型が小さく、本が厚いほどページ単価は安くできます。ですので、すごく小さくするか、あるいはすごく厚くして価格を抑えるか、もしくは価格に目をつむり、A5版150~200ページ程度の本で何冊にも分けるかという感じでしょうか。

全500ページ程度の『同人王』であれば、

・小さく → A6版・250ページの本・2冊(現行案)
・厚く  → A5版・500ページの本・1冊
・標準形 → A5版・170ページの本・3冊


あたりが選択肢として考えられます。どれを選ぶかは好みの問題かもしれません。



□ 印刷所に関して

印刷所は、所持している本では、

・ポプルス:3作品
・丸正インキ:2作品
・STARBOOKS:2作品
・大陽出版:1作品


となっています。
A5版で、標準形に近い本に限ると、

・丸正インキ:2作品
・ポプルス:1作品
・大陽出版:1作品


でしょうか。しかし、失礼ながら所持していない本の方が多いので、実際は全く異なる比率なのかもしれません。
121118 COMITIA102

2012年11月18日(日)のCOMITIA102にサークル参加しました。また数回に分けてイベントレポなどを。



□ COMITIA102 簡易レポート

今回は漫画のラインが5本くらい並行して動いていたため、新刊のスケジュールが遅れに遅れ、2004年の初イベント以来、8年ぶりに会場製本おじさんと化していました。
新刊はなんとか用意できたのですが、ちょっとした手違いで、同人王下巻の数が予定より10部くらい少なくなってしまいました。また下巻だけ先に売り切れてしまい、ご迷惑をおかけしてしまいました。本当にすみません…

スケジュールの無理が体力にも響いて、イベント中ずっとグッタリ。接客もいつもよりさらに自信の持てない感じで、こちらも反省点ばかり思い起こされます。色々と失礼してすみませんでした。

ただ、売れ行き自体は好調で、同人王上下巻は持ち込んだ分が完売。新刊も8割方(?)売れました。ありがとうございます。

久々のピン売り子だったので、あいさつ回りにいけませんでしたが、わざわざご挨拶に来てくださった作家さんもいらっしゃって、感激でした。好きな作家さんとはじめてお会いできたり、驚きの話が聞けたりと、すごく刺激になりました。

15時に頭がグラグラしてきたため撤収しました。その後いらっしゃった方、申し訳ないです。

こうして文章にまとめてみると謝ってばっかりですが、実際反省点の多いイベントでした。ただ、なんとか連載10年目で『激辛のアレ(仮)』を完結させられたので、自分の魂にとっては良かったのかもしれません。



□ 同人イベントと〆切

今回はスケジュールが本当にヤバかったので、私生活のもろもろを全て後回しにして、イベント前の1週間くらいは、激アレを間に合わせることに集中して過ごしました。

おかげで本は出たのですが、私生活のもろもろを後回しにしたことで、各方面にご迷惑をお掛けしてしまいました。家業でも、小さな事だと思ってあるトラブルを後回しにしていたら、タイミングが悪く、結果的に大きな迷惑をかけていしまいました。

この1年半くらい、イベントにちょこちょこ参加してみました。僕は〆切間際になると、原稿以外の全てをうっちゃる性格のため、根本的にイベントに向いてないというか、〆切を伸ばせるWEB漫画よりも、伸ばせない同人イベントの方がリアル周囲にかかる迷惑がはるかにデカいと痛感しました。

何度か書いてることですが、もうイベントはいいかなという気分になってきてます。もういいやと思いつつ、それでもイベントに出続けたのは、同人王単行本を売り切るためでしたが、これも『電脳マヴォ』のおかげでもうすぐ終わります。
今度からは、新刊を作ってもイベントに参加せず、Amazon(&同人ショップ)頒布オンリーで良いのではないかと。

COMITIA自体は大好きなので、一般参加では今後も出続けますw



次回に続きます。
※この記事は、11月18日まで一番上に表示されます。



2012年11月18日の『COMITIA102』にサークル参加します。

COMITIAバナー

【 C08a / 絵50 】

です。

頒布予定物は、『同人王単行本(上下巻)』と、間に合えば新刊コピー誌、『激辛のアレ 最終回』です。
新刊はかなり厳しいスケジュールですが、現在製作中です。完結したら総集編を出す予定なので、そこで仕上げる前提で、コピー誌は下描きになるかもしれません><

よろしくお願いいたします。



(2012/11/17追記)

現在新刊『激辛のアレ最終回 さよなら牛帝』のペン入れが終わり、仕上げ中です。なんとか発行できそうですw
全28ページ(表紙等含む)、予価200円です。
以下がサンプルになります。

121106 激辛のアレ 最終回1211070001_R

121106 激辛のアレ 最終回1211070002_R

121106 激辛のアレ 最終回1211070003_R

ΩΩΩ<そ、卒業だってー!?

そんなわけで、明日はよろしくオナシャス!!



【補足】

・完結編だけ見ても意味不明だと思いますので、未読の方は先に本編をご覧になることをお勧めいたします。
 『激辛のアレ(仮)』

・今回はコピー誌ということもあり、イベント1か月後くらいにWEB公開する予定です。
同人王単行本(同人誌)がAmazonで買えるようになりました!



※本日在庫を送ったばかりですので、お手元に届くまでもう少しだけかかると思います(注文は可能)。

掛け率などの関係で、同人ショップ頒布時より少しだけ値上がりしてますが、今回はAmazonでの販売ですので、送料は基本的にかからないはず。そのため合計金額は数百円安くなると思います。損益分岐点超ギリギリ価格でございます(震え声)。

あれほど山のようにあった在庫ですが、このAmazon分と、次のコミティア分でかなりなくなりそうな感じです(正確に書くと、上巻の方が刷数がだいぶ多いため余ります)。あえて増刷はせず、売りつくしで販売終了にしたいと思います。

ただ、売りつくしたあとも別バージョンが出そうな気配ですので、単行本が二度と入手できないというわけではないと思います。



□ 補足

販売代行業者の密林社様(後述)によりますと、

注文数に基づきAmazonからこまごまと発注が出されるので、それに応じて弊社がAmazonに在庫を補充しております。
そのため、Amazon上では在庫切れを起こしやすくなっておりますが、
「一時的に在庫切れ」もしくは「○週間以内に発送」表記でも、予約注文ができます。


とのことです。どうかよろしくお願いいたします。



□ 販売代行業者

密林社

Amazonで同人誌を売るのはかなりハードルが高いと聞いていたので、選択肢に入れてませんでしたが、先日、竹熊先生にAmazon出品の代行業者『密林社』様を教えていただき、お世話になることにしました。
以下公式サイトより。

オリジナル作品、自主制作作品、同人作品等をAmazon.co.jpに出品する手続きの代行サービスです。 同人委託通販と同様もしくはそれ以上に気軽にAmazonに出品していただけるサービスを目指しています。
密林社から出品することで、個人でAmazonに出品する際の経費や手間を抑えることができます。


密林社様を通すことで、同人ショップに卸すのに近いくらいの労力でAmazon販売ができるようになり、時代の流れを感じました。紹介して下さった竹熊先生ご自身も、密林社様を通して『コミックマヴォ』などを販売されています。


120911 総集編写真

□ (2)『総集編同人誌』はますます増える

最近はCOMITIAなどで、100ページ超の『総集編同人誌』をよく見かけます。総集編同人誌は、出す時の手間が大きく印刷費もかかりますが、作者本人も、購入者の満足度も非常に高い。
『採算度外視でやりたいことをやり、作者・読者ともに満足を得る』
というCOMITIAマインドとの相性もよいため、これからますます増えると予想しています。

100ページを超える同人誌は、印刷費的に一見無理そうに思えますが、実は100部程度出せばぎりぎりプラマイゼロになるバランスになっています。漫画歴・同人歴の長いサークルであれば、思い切って印刷に踏み切ることは十分ありえます。

WEB漫画にかぎらずWEBコンテンツは、更新し続けているうちは良いのですが、サイトを閉鎖してしまうと何も残らなかった感が強い。その時の虚しさはかなりのものがあります。しかし総集編という"現物"が手元にあれば、"なにかが手元に残った"という印象を受けるため、本人の心象的にはそれなりに差が出るのではないでしょうか。

また、この厚さになってくると、通常の同人誌のノウハウが通用しないところも出てくるため、『厚い本』専門の印刷ノウハウまとめサイトの需要が今後高まってくると予想しています。



□ 自家用の『総集編同人誌』を作る方法

先日紹介した『オダギリックス』や、同時に購入した地味頁さんの初期短篇集『0205』を見て、自分の読みきり作品もぶ厚い総集編にしたくなってきました。
しかし、当時はいまよりもさらに下手なので、どう考えても100部出ることはありえない。なにかもっと低リスク・低コストで、自家用の総集編を作る方法はないかと考えました。

 ~~~

(A)ポプルスで完全身内用に5部印刷

ポプルスの料金表によると、A5版・200ページの本を5部する場合、印刷費は7,172円。このくらいであれば、ゲームソフトでも買ったつもりで、完全身内用に5部だけ刷ることも可能です。

 ~~~

(B)自力で製本

漫画をプリンタで印刷し、自分で紐や糊などを使って製本することも可能です。ただ、けっこう調べてみたのですが、全く経験のない自分にはどうすれば製本できるのかいまいちピンとこず、結局手が出せませんでした。

 ~~~

(C)製本機を使用する

さらに調べて、『製本機』の存在を知り、思い切って『とじ太くん』を購入。早速使ってみました。

120914 自家製本1

120914 自家製本2

結果的に、8000円強の投資で、わりと良い感じにできた気がします。一冊作るだけならポプルスのほうが安いですが、専用のカバーさえあれば何冊でも作れるのが良い点です。
これに関しては、独立した記事でまた使用レポを書きたいと思います。



試験的に、動画も撮影してみました。



そんなこんなでメチャ長くなりましたが、COMITIAレポを終わります。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。